貯金して目指すのは
1人暮らしとマイカー
大竹 一生 さん |
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年齢:26歳(取材時) |
就職先:岐阜県立岐阜本巣特別支援学校就労支援オフィス |
障がい名:自閉症スペクトラム |
職種:校務補助 |
Passo在籍期間:2年6か月 |
勤務期間:1年6か月(取材時) |
Q:今の仕事について教えてください。
葉集め、堆肥場の整備とかをやっています。花壇整備、野菜づくりや、Word・Excel を用いたデータ入力の他、校外へ派遣されることもあります。そこで掃除とか草取りなどをやったりします。
仕事終わりの16時頃には精神的に結構疲れますが、野菜や果物の収穫が沢山あるとやりがいを感じます。
Q:パッソに通って感じたことを教えてください。
B型事業所にハンガーのウレタンがけとタオルのしわ伸ばしのボランティアに行っていたころに、就労移行支援事業所で職業適性の可能性を知るための就労アセスメントをしてもらったところ、「一般就労できるよ」と言われ、就労移行に通うことにしました。
パッソでは、夜早く寝て朝早く起きて生活リズムを作ることができ、パソコンの勉強をして表計算の3級と日本語ワープロ検定の準2級を取りました。履歴書の書き方など就労のための授業も勉強になりました。道三まつりや信長まつりなどの屋台でたこ焼きやたい焼きを買ったり、みんな一緒で楽しかった思い出があります。同時期に通っていた人たちとAKB48などアイドルの話をするのも楽しかったです。
1社実習に行きましたが2か月ほど働いて自分に合わない事が分かりました。私は農業に興味があり、種をまいたり収穫したりすることや花の栽培をすることが好きです。今の仕事に出会うことができてよかったです。仕事で「ありがとう」って言われると、とても気持ちよく感じます。
Q:休日は何をしていますか?
休日はプールに行って体力づくりもしているし、お母さんとミュージシャンのライブや映画に行ったり、親戚のところに出かけることもありました。遠くだと東京、大阪とかにも行きました。
今は、将来1人暮らしをしたり、マイカーを買うために貯金をしています。1人暮らしに備えて、家で掃除や洗濯の手伝いもしています。
Q:仕事に困ったときはどうしていますか?
注意された時に「なんで、なんで?」と口走ってしまうことがあります。そういうときは、パッソの内藤さんの「何で“それ”を言ったらダメなの?」の授業を思い出したり、教えていただいた、深呼吸をしたり、その場を離れたり自分なりに工夫をしています。
パッソに通う前より、イライラすることが減って仕事に集中できるようになり、笑顔も増えたと思います。
卒業生
鈴木 颯 さん
卒業生・企業担当者様
里路 直也 さん
卒業生
藤井 稜維 さん
卒業生・企業担当者様
佐藤 縁 さん
卒業生
小川 智美 さん
卒業生・企業担当者様
長谷川 敏暉 さん
卒業生・企業担当者様
伊藤 大悟 さん
卒業生・企業担当者様
加藤 伊吹 さん