パッソから就職し、お仕事を頑張っている卒業生の皆さんに、訓練中のエピソードや働く楽しさをインタビューしました。

諦めない事で出会えた職場。

野中 大地 さん

年齢:22歳(取材時)

就職先:日本ゼネラルフード株式会社

障がい名:ADHD・自閉スペクトラム症

職種:調理補助

Passo在籍期間:1年

勤務期間:1年6ヵ月(取材時)

目標は長く働き続けることです。

Q:なぜこの会社で働こうと思ったの?

僕は調理師免許を取得しているので、免許を活かせる仕事に就きたいと思っていました。その事をパッソのスタッフに相談したところ、ゼネラルフードともう1社、別の調理補助のお仕事を紹介して頂きました。2社とも実習をしたのですが、ゼネラルフードの方が職場の雰囲気も良く親切に接してくれる人が多かったので、ここで働きたいと思いました。

Q:パッソに通おうと思ったきっかけと、通った感想を教えて下さい。

パッソに通う前は調理の専門学校に通っていました。学校を卒業して就職先を探すのに初めは障害の事を公表しないで働こうと思っていたのですが、高校の時に障害が有る事を伝えずアルバイトをして大きなミスをしてしまったことを思い出しました。障害への理解が無い環境で働くのは難しいと思っていた時に、母からパッソ熱田校の事を教えてもらい、就労移行支援事業所のサーポートを受けながら就職先を探すのはどうかと勧められ通所することにしました。
僕は凄く緊張するタイプで大きな声を出す人が苦手なのですが、パッソには比較的おとなしい方ばかりが通所されていたので安心して通所することが出来ました。就職後も色々な相談にも乗って頂けていますし、トラブルが有った際には対応して頂けるのでとても助かっています。

日本ゼネラルフード株式会社
店長 川東 勇介 さん

Q:野中さんの職場での様子を教えて下さい。

入社当時は少しコミュニケーションが難しく、意思の確認が必要でしたが、1年経って自身にも自信がついてきたんだと思います。自分から指示書を確認して過去に同じ調理を経験していると同じ調理法で作業することが出来ています。時間が余った時には自ら清掃や包丁研ぎを行うことが出来ていて、特にここ最近は成長しているのを感じます。今朝も今まで行ってきた仕事の流れを急遽変えなきゃいけなくなって、野中さんに伝えたところ「ハイ分かりました。」と気持ち良い返事で答えてくれたので、凄く助かりました。
今後仕事をしていく中で色々な壁が出てくると思いますが、その壁を乗り越えれる力を一緒につけていければと思っています。

Q:働いていて楽しいと感じる時はどんな時?

社員食堂で野菜の下処理や揚げ物、焼き物を担当しているのですが、社員さんが来る前に自分が提供しやすいような前準備が出来た時や、時間に余裕をもって調理が出来た時は嬉しいですね。
並んでいる社員さんに、「後何名様になります。」と売り切れになる寸前の声掛けが出来た時にも達成感を感じます。

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