ただの職業訓練とは違う
パッソの授業と支援に驚いた
西川 英寿 |
HIDETOSHI NISHIKAWA |
年齢:20歳(2019年8月時点) |
就職先:株式会社サーテックカリヤ |
障がい名:自閉症スペクトラム障害 |
職種:技能職 |
Passo在籍期間:2年 |
勤務期間:1か月(2019年8月時点) |
Q:お仕事は大変ですか?
「工場でプラグにゴムをつける作業をやっております。就職したばかりで、長時間立っていられるかとか、ずっと集中して続けられるかとか、不安だらけの中で、仕事に励んでいます。でも、周りの人は理解があり、働く環境は悪くないと思います。
困ることや難しい事もあるかもしれませんが、一人で悩まず相談できるようにしていきたいです」
Q:どんな訓練をしましたか?
「高校卒業時点で進路が決まらずなおかつ障害があったため、支援センターから訓練の場所としてパッソを紹介されました」
始めは職業訓練の場と思った西川さん。実際は違ったそうです。どこが意外だったのでしょう?
「やっぱり、みんなで学びなおしをする授業や、定着支援もしている所です。今は、自分も定着支援を受けることになるなと思うと嬉しいです」
2年間の訓練の中で自分自身の成長も感じたそうです。
「最初よりかなり前向きに物事に取り組むように大きく変わりました。昔は苦手だったコミュニケーションを積極的にとることができるようになったし、あと、パッソで訓練したことが実習で役立ったこともありました」
「私の場合は、1年経ったら面接同行とかの実習が始まったんですよ。実習はかなり大変でした。販売実習や関係先への巡回訓練もやっておりました」
Q:今の目標はありますか?
「プライベートは、ほぼ家族で過ごす事が多いですが、いつかは一人暮らしを考えなければいけないと思っています」
一人暮らしの理由に”自由”を挙げる方が多い中、西川さんは将来必要になるからと考えているようです。そのために必要な仕事の目標も伺いました。
「早く一人前になって作業に慣れていくのが一番大切な事かなと思います」
Q:パッソの仲間からの影響は?
「結構ありました。好きなものがそれぞれ違っていて、皆、個性あるんだなと思いました」
就職を目指す仲間にメッセージをお願いしました。
「就職まで長い道のりでした。皆さんも、就職までには困難が伴うかもしれません。でも皆それぞれやりたい事は違います。実習とかを経験して自分の目標に向かって頑張ってほしいと思います」
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