パッソから就職し、お仕事を頑張っている卒業生の皆さんに、訓練中のエピソードや働く楽しさをインタビューしました。

居場所のひとつになった。

蔭島 理帆 さん

年齢:26歳(取材時)

就職先:株式会社ユタカファーマシー入舟店

障がい名:統合失調症・知的障害・発達障害

職種:販売

Passo在籍期間:2年

勤務期間:2年6ヵ月(取材時)

一人暮らし始めました!

Q:なぜこの仕事に就こうと思ったの?

学生時代に学校の近くのスーパーで清掃やストックダウンや陳列の作業実習を経験した事が有るのと、前職もホームセンターに勤めていて同じような内容の仕事をしていたので、今までの経験を生かせると思いユタカファーマシーに再就職しました。前職は勤務地が遠く通勤に時間がかかったので、自宅から近いというのも魅力でした。

Q:パッソに通おうと思ったきっかけと利用した感想を教えて下さい。

私は高校2年生の時に放課後等デイサービスのPassoくらぶに通っていました。3年生になって卒業後の進路を親やPassoくらぶのスタッフや相談員さんと相談し合っていく中で、もう少し色々な力を身に付けてから就職をした方が安心だと感じ、同じフロアにある就労移行支援事業所のパッソに通うことにしました。
環境の変化でストレスを感じやすい私でしたが、普段から廊下や合同授業などで就労移行のスタッフの方と話す機会が多かったので、すぐに馴染むことが出来ました。パッソでは色々なことを学びましたが、電話練習をして電話対応が出来るようになったことと、感情のコントロールが出来るようになったことが今一番役立っています。まだまだ色々なことが気になってしまいますが、パッソで色々な人とかかわったことで色々な考え方が有ることを知り、感情を抑えられるようになった気がします。

株式会社ユタカファーマシー
入舟店 店長 長尾 輝明 さん
※写真はイメージです

Q:社内での蔭島さんの様子を教えて下さい。

非常にまじめですし、メモを取るなど仕事に取り組む姿勢も前向きだと感じています。地味な仕事にも真剣に取り組んでくれ、仕事はゆっくりだが人手不足のなか戦力として頼りにしています。今後の課題は間の取り方を覚えてもらいたいと思っています。彼女の中で消化できない事が有るとその場ですぐ解決しようとしてしまうところがあるので、優先順位といいますか間の取り方、そういったところをもうちょっと勉強していかないといけないのかなっていうのはありますね。我々は対面でお客様と接する仕事が主なので、お客様からしてみたら彼女は普通の従業員としか見られません。間の取り方であるとか、周りがどこまで見えているのかという所は必ず付いて回る課題だと思っているので、そこをクリア出来れば次のステップに進めると思います。

Q:後輩にメッセージをお願いします。

私は放課後等デイサービスからパッッソに通っていて今でもたまに相談をしに行っています。パッソには色んな意味で色々な人が通っていますが(笑)私にとっては居場所の一つになりました。一人で悩まずスタッフの力を借りることで少しづつ色々なことが上手くいくと思います。皆さんも自分の目標に向かって頑張ってください。

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