経験を活かしてチャンス掴んだ

広田 之生 さん

 

年齢:52歳(取材時)

就職先:トーエネック(株)

障がい名:うつ病

職種:設計

Passo在籍期間:7か月

勤務期間:7か月(取材時)

Q:パッソとの関わりを教えてください。

以前は障害を隠して働いてたんですね。でも障害をオープンにして就職できた方が、これからの人生幸せじゃないかと思ってパッソに通い始めました。
もう歳も歳だし、少ないチャンスをものにしたいと、自分から積極的に動きました。20年やってきたCADの製図に携わりたい思いが強かったので、この仕事を見つけたときは迷わなかったですね。

Q:職場で目標になる方は誰ですか?

グループの皆さんが目標です。CADで電気配線の図面を描いてるんですが、専門用語がまだしっくり身に付いてないので、ときどき皆さんが何を言っているのか分からないことがあります。
仕事のコミュニケーションに、一人だけ取り残されていく感じがすごい嫌で…。
1日も休まずにここに来れているので「仕事が性に合ってるんだね」と家族も言ってくれていますが、このままではいつまで経っても成長しない。ただ与えられた仕事をやるだけじゃなくて、自分から積極的に「こんな仕事もできるようになったので、やらせてください」って言えるレベルになるのが目標です。そのためにも早く用語を覚えて仕事のコミュニケーションが取れるようになりたい。やはり専門用語で会話をされている皆さんが目標ですね。
職場の雰囲気が良くて、分からない用語を質問すると、皆さん手を止めて教えてくれます。仕事じゃないコミュニケーションもすごく取りやすくて助かりますね(笑)。本当に冗談とか多くて、就業時間中なのに大丈夫なのかな?とこっちが思うくらいです。

設計・積算グループ 副課長 鵜飼 宏 さん

Q:専門職での採用はいかがでしたか?

総務部浅野課長…これまでは、しばらく総務で会社に慣れていただいてから各部署に配属してたんですが、広田さんは履歴書にCAD経験者とあって本人もやりたいって話で「ではCADでいきましょう!」となりました。
鵜飼さん…まるっきり分野が違ってもCADのシステムさえ分かっていれば、本当に1から覚えるのとは全然違うんです。健常者の方でも教えるのに相当時間がかかるんですよ。しかもうちは電気も覚えてもらわなきゃならない。図面を書く人間が足りない今、すごくありがたいです。あとは電気のことを覚えていただければ広田さんは本当に戦力になると思います。
本当に真面目で優秀な方なんで、ちょっと接しているだけでは障害があるようには見えません。もう全然普通に仕事を頼んじゃっています。次々に「仕事をください」と言われるのが逆にプレッシャーですよ(笑)

Q:お休みの日は何をしていますか?

休みの日は相変わらず金魚と戯れてますね(笑)
水槽が3つありまして、色々な種類の金魚を今は20匹ぐらい飼っています。その世話をやっているので、土日は大体金魚の世話をして潰れちゃうかなという感じですかね(笑)
中に珍しいのもいるんですよ。コメットという品種です。品評会に出せるんじゃないのかな?お給料をつぎ込んだりはしてません(笑) 妻に怒られちゃいますよ!

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