パッソから就職し、お仕事を頑張っている卒業生の皆さんに、訓練中のエピソードや働く楽しさをインタビューしました。
石原 波留季 さん |
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年齢:23歳(取材時) |
就職先:ネットフォース株式会社 |
障がい名:脳室周囲白質軟化症 |
職種:ソフトウェア開発 |
Passo在籍期間:5ヵ月 |
勤務期間:2年(取材時) |
Q:仕事でやりがいを感じるときは?
パソコン上でデータを入出力する画面を作っているんですけど、プログラムを組んでいて自分が想定した通りに一発で動いた時ですね。
なかなかそういうことは無いんですけどね(笑)、自分でこうだろうと思ってプログラムを組んでみて動かしてみたら、その通りに動いた時は楽しいっていうか、ものすごくやりがいを感じますね。
Q:パッソに通う様になって変ったと思う事は?
カリキュラムの中に電話応対や言葉使いのカリキュラムが有って、そういった基本的な所が出来ていなかった自分としては、基本を学べて変われたと思いますし、今も役立っています。
また学生時代から自分の事を内向的で自分の中にこもってしまう性格だと思っていたんですけど、パッソに通う様になって自分とは違う障害を持ったメンバーと関わっていく中で言い方は悪いんですけど、空気を読まずに自分の意見をズバッと言ったりする方がメンバーの中に居て、すごく衝撃を受けました。
今まで色々な事を気にし過ぎてなかなか自分の意見を言う事が出来なかったんですけど、そのメンバーが居てくれたおかげで、空気を読む事も重要だけど、自分の意見を言っていく事も重要だなと気づかされました。今では自分の意見や気持ちを積極的に言える様になった所も自分で変わったなって思う所です。今は実家に住んで居るんですけど、家にお金を入れる様になった事も変った所ですね。
ネットフォース株式会社 代表取締役 稲垣 達也 さん
Q:障害者雇用に求めることはありますか?
障害者、健常者関係なく、本当に働くために必要な事。気持ち的に学校に行っている、大学とか専門学校に行ってる様な気持ちの人達が居るから、それをどうとっぱらえるかなんですよね。仕事に来る、お金をもらいに来るんだぞっていう意識を持って欲しい。
仕事をするうえでつぶれちゃう子って、自分で考えて自分で抱え込んじゃうんですね。石原君は普段からに相談とか有る時はパッソに行っていたりする、そういう意味で普段から相談に乗ってもらえる場所があるっていうのは、すごくいいことだと。今後の雇用に関しては今のところ社員数に対する規定数は満たしているので、しばらく採用予定はありませんが、全体の社員数は、これからも増やしていくのでそれに応じて障害者雇用もすすめていきます。
Q:これからの目標を教えてください。
先輩後輩に限らず頼られる人になりたいっていうのはあります。今の時点ではまだまだなので、そこは精進していかなきゃいけないと思っています。
また以前別のプロジェクトでお世話になった先輩が居て、その先輩みたいになりたいと思っています。話し方とか技術の調べ方とか参考にして社内で頼られる存在になりたいです。
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