パッソから就職し、お仕事を頑張っている卒業生の皆さんに、訓練中のエピソードや働く楽しさをインタビューしました。
五十住 万貴人 さん |
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年齢:27歳(取材時) |
就職先:江南市役所 |
障がい名:自閉症スペクトラム障害 |
職種:一般事務 |
Passo在籍期間:8か⽉ |
勤務期間:1年1ヵ月(取材時) |
Q:パッソに通おうと思ったきっかけは?
自分が発達障害なので発達障害の人たちだけの就労移行支援事業所に通おうと思っていたんですけれど、パッソは発達障害だけじゃなくて、精神だったり身体だったり、色々な障害がある方がいらっしゃるんです。
私としては色々な障害がある人たちと接して成長していきたいなっていう。最終的にそういう気持ちになりパッソに通所する事を決めました。
Q:パッソに通った事で自身で変ったと感じる所はありますか?
パソコンの授業ですね。授業の中でタイピングの練習をする時間が有るんですけど、パッソに通い始めた頃は全然遅くて・・・、今もそんなに速くは無いんですけど(笑)練習を重ねていくうちにそれなりに速く打てる様になった事です。入力業務がメインなのでタイピングの速度が速くなった事は活きています。また集団で協力して作業を行う訓練が有るんですけど、それも働いていて職場でコミュニケーションを取るうえで力になっていると思います。
実は障害者手帳を取って生きていくという事にためらいが有って今まではクローズで働いていたのですが、母親にも相談して数ヶ月間悩んだ結果、それは逃げる事では無くて生きていくうえで一つの方法として有るという考え方になり障害者手帳を取って障害をオープンにして就職活動を進める事にしました。障害をオープンにして働く事で気持ちも楽になり以前と比べても格段に働きやすくなりました。
Q:なぜこの仕事につこうと思ったのですか?1年勤務した感想は?
学生の頃から公務員志望だったのと、人の役に立てる仕事に就きたいという思いが有り市役所の職員に興味を持ち始めました。パッソで就職活動していく中で徐々に市役所で働いてみたいという気持ちが強くなり、スタッフに相談したところスタッフの方からこういうのがあるんだけどどう?っていう感じで江南市役所を紹介していただいて、是非受けてみようと思い応募しました。面接後採用して頂く事になり、税務課という所でお仕事をさせて頂いています。入力などのデスクワークが中心ですが、窓口での接客や電話対応など新しいお仕事にも積極的に挑戦しています。困った時は職場の方々にサポートして頂けているので、とても働きやすいです。
Q:今後の目標は何ですか?
仕事を素早く正確にこなせる様に成る事です。それと、同じ職場の先輩方はすごい責任感を持って仕事に取り組んでみえて、自分の仕事が忙しくても周りの人たちに気を使ったりとかされていて、自分はまだそこまで出来ていないので、先輩方の様に周りを見ながら仕事が出来る様になる事が目標です。今は会計年度任用職員なので早く正社員になって長く働きたいです。
卒業生
五十住 万貴人 さん
卒業生・企業担当者様
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