パッソから就職し、お仕事を頑張っている卒業生の皆さんに、訓練中のエピソードや働く楽しさをインタビューしました。

「頼られる」事が成長するきっかけに。

丸毛 駿 さん

年齢:31歳(取材時)

就職先:中日本ダイカスト工業株式会社

障がい名:統合失調症・自閉症スペクトラム

職種:部品加工

Passo在籍期間:1年8ヶ月

勤務期間:1年(取材時)

今後の目標は結婚です。

Q:なぜこの会社を選んだのですか?

パッソで就職活動をしている中でスタッフの方から「丸毛さんにピッタリな会社があるよ」と紹介されました。始めは何をしている会社か分からなかったのですが、実習をさせて頂ける事になり部品の加工やバリ取り作業を行いました。もともと黙々とする作業が得意だったのと職場の雰囲気が自分に合っていると思ったのがきっかけでこの会社を選びました。

Q:パッソに通った事で自身で変ったと感じる所はありますか?

パッソに通うまでは別の就労移行支援事業所に通っていました。そこでは就労の準備をするというよりは、塗り絵だったり切り絵などのメンタル的なケアを中心に自分を落ち着かせる為の訓練をメインで行っていました。そこから一歩前進してみようという事でパッソを紹介されて体験をしました。初めは不安でなじめるかなって思ったんですけど、他の訓練生の子達も優しくて僕によく話しかけてくれてすぐに友達になれましたし、スタッフも優しくて気が付いたら通うのが楽しみになっていました。パッソって高校を卒業したばかりの子が多いじゃないですか、僕よりひと回り下の子達が多いからその子達から分からない事とかを聞かれて教えてあげたりしていくうちに自然とコミュニケーション能力も身に着いたと思うし、自分が引っ張っていかなきゃいけないみたいな気持ちが出てきて、リーダーシップみたいなのが身に付いたと思います。自分で変ったと感じる所はそこですかね。

中日本ダイカスト工業株式会社
総務部総務課総務班 今西 雅章 さん

Q:丸毛さんが採用に至るまでの経緯と障害者雇用について取り組まれている事を教えて下さい。

うちの場合は障害者の人の為に特別な仕事を作るっていうことはしてないので、一般の方と同じ仕事を研修としてやってみてもらって、ちゃんと出来たら採用させて頂いています。今回丸毛さんを採用させて頂いたのはフルタイムで働けるという所が大きかったですね。なかなか6時間とか短時間になると仕事が限られちゃうんですね。面接の際に勤務時間について丸毛さんに聞いてみたら、お医者さんと相談してみますという事でお医者さんに相談して頂いた結果、本人が出来ると言ってるならやっても良いという許可が出たので1日8時間の研修を受けてもらいました。研修も全然大丈夫だったし品質の事で現場からクレームが来なかった。それが一番大事な所ですのでそこは安心してます。

Q:今後の目標は何ですか?

部品の加工をする際に機械を使うんですけど、その機械が止まってしまった時に今は自分では復旧出来ないので担当の人を呼んで操作してもらっているんですけど、いずれは自分で機械操作して復旧が出来る様になれたら良いなと思います。後プライベートでの目標は結婚ですね。結婚して早く親を安心させてあげたいので、アプリなどを使って積極的に婚活を行っている最中です。

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