パッソから就職し、お仕事を頑張っている卒業生の皆さんに、訓練中のエピソードや働く楽しさをインタビューしました。

変わったのは「働く意識」でした。

加藤 伊吹 さん

年齢:22歳(取材時)

就職先:株式会社SOYOKAZE
新道ケアコミュニティそよ風

障がい名:知的障害・吃音

職種:清掃

Passo在籍期間:1年10ヶ月

勤務期間:2年2ヶ月(取材時)

趣味は水泳と
映画鑑賞です。

Q:なぜ介護職を選んだのですか?

高校3年生の時に担任の先生から、加藤さんは介護職が向いているんじゃ無いかというアドバイスを頂いた事がきっかけで、介護職に興味を持ち始めました。介護の仕事に就く為に、今後の就職活動をどんな順番で進めていくのが一番良いかをお母さんと相談して、資格を取った方が就職し易いのではないかということで、介護初任者研修の資格を取ることにしました。

Q:働いていて楽しいと感じる時、大変だと感じる時はどんな時ですか?

楽しいと感じる時は、利用者さんのお部屋を掃除している時に「ありがとう。」と声をかけてもらえた時です。
大変だと感じる時は、状況に応じて掃除する部屋の順番を変えなければならないことがあるので、そこが唯一大変な所です。利用者さんの部屋を掃除している最中は一時そのお部屋の利用者さんには別の部屋で待機してもらってるんですけど、たまにタイミングが合わなくて掃除中に戻ってきてしまった利用者さんと鉢合わせしてしまうことがあります。そういう時は早く終わらせなきゃいけないっていうプレッシャーを感じてしまいます。最近ではなんとなく早く戻ってきてしまいそうな利用者さんが分かる様になってきたので、自分から「今日はこっちの部屋から掃除を始めます」と声をかけて。掃除する部屋の順番を変えています。

株式会社SOYOKAZE
新道ケアコミュニティそよ風
施設長 横田 令子 さん

Q:加藤さんが採用に至るまでの経緯と職場での加藤さんの様子を教えて下さい。

今までも障害者の方の雇用は行ってきたのですが、なかなか長く続く方が見えなかったんです。そんな時に加藤さんのお話しをいただき、当時の施設長が面接をしたんですが、御本人にお会いしたらとても真面目そうできちんと挨拶ができ、姿勢も良く印象がとても良かった。と聞いています。あと介護初任者研修の資格を学校でとられていたので、介護について全く素人っていうわけではないというところもあって、受け入れるだけ受け入れてみようという事になった様です。彼は若いし働くこと自体初めてなので、時にはそれはダメだよっていう事ももちろんあります。そういう時に、これはこうするんだよとか、こうゆう事はしちゃダメなんだよって言うと、直ぐに「はい。分かりました。」って言って、素直に受け止めてくれています。

Q:パッソで学んで役立っている事は何ですか?

基本的なことなんですけど、挨拶です。挨拶は日頃から意識して生活しています。職場の方からもしっかり挨拶できていると褒めていただけるし。挨拶をしっかりする事で他のスタッフの方や利用者さんとのコミュニケーションにも繋がっているので、パッソで挨拶をしっかり学べたことは良かったと思うし、役立っています。

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