カリキュラム名:グループワーク

授業内容(岐阜校より紹介)

書いて、話して、聞いて、発表する。
コミュニケーションは、人との関係づくりの第一歩です。Passo!(一歩踏み出す)
パッソではコミュニケーションなど様々なテーマで、利用者さん同士で関わり合いながら学ぶグループワークに取り組んでいます。
岐阜校では、プレゼン型のディスカッションを行い、「答えのない問題」を個々の思いや考え方で発表します。「ペットは家族?」まずは、自分の考えを書き上げて、読み上げるだけでも誰もが発表できるようにします。そして、それを聞く人は批判せず、うなずきながら静かに聞きます。発表する人は、聞く人が理解できるようにその内容には「理由」をつけます。そこには、それぞれの価値観の違いもあり、いろいろな考え方があることに気づきます。
グループワークは、結論よりも、そのプロセスを重視しています。

工夫していること

グループの人数は5~6人で構成します。全員が発言し聞きやすい人数と考えています。
そして、進行役と記録担当、発表担当と3人は役割を持ってもらいます。そのために、グループ分けの時にあらかじめスタッフの方で人選して組んでいます。ただし、どの役割を担当するかは自分たちで決めます。誰もが一度は発言できるように、お題に合わせて先に個々で自分の考えを書き出してもらいます。発表の苦手な子もとりあえずはそれを読み上げてもらいます。この時、聞く側が批判せずに、相槌を打つ姿勢を取ってもらいます。ここではメモを取る練習の場にもなっています。これに対して、質問などもしますが、答える内容は発言したその元になる理由です。それを答えづらい場合は、パスをしてもよいとしています。少しずつ、発信力、主体性、自信につながって行けばと考えています。

利用者さんの声

  • 人それぞれの価値観が違うと言うことも改めて実感することができて、とても勉強になりました。
  • 様々な意見があってそれをグループ内で一つにまとめていくのは興味深いものでした。
  • 他の人の意見を聞いて、自分の意見に繋げていく大切さがわかりました。
  • 普段なかなか発言が難しいなと思っていますが、みんなが「どうですか?」と聞いてくれるので自分の意見を述べることができました。
  • タイミングよく自分の考えが述べられず終わり自分はダメだと思うことが良くあります。その問題を伝えるきっかけができてよかったです。

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