パッソから就職し、お仕事を頑張っている卒業生の皆さんに、訓練中のエピソードや働く楽しさをインタビューしました。

やるしかないで変わった。

植田 龍太郎さん

年齢:25歳(取材時)

就職先:東岐運輸株式会社

障がい名:ADHD・ASD

職種:事務

Passo在籍期間:1年

勤務期間:1年(取材時)

無遅刻・無欠勤が自慢です!!

Q:なぜこの会社で働こうと思ったの?

元々パソコンを使った仕事に就きたいと思っていたところ、パッソの職員の方から「良い会社があるよ」と紹介されたのがきっかけです。その後職場見学をさせて頂き、とてもアットホームな会社だったことと、父親がこの会社と関係のある取引先で働いていたこともあり、とても親近感が沸いたので東岐運輸で働いてみようと思いました。

Q:パッソに通おうと思ったきっかけと利用した感想を教えて下さい。

前職で人間関係が上手くいかず退職をし、半年位は何もできず生活リズムも乱れていました。そこから少しずつ短期のバイトをしたりして過ごせるようになっていたところ、母親からこんな所があるけど見学に行ってみてはどうか?とパッソのホームページを見たのがきっかけです。半年間ダラダラした生活をしていたので何か動かなければと思い、就労移行支援事業所がどんな所かも分からないまま、とりあえず見学に行きました。実は見学に行ったのはパッソだけで、これがきっかけに「やるしかない」と思い、その場で通所を決めました。私は朝が苦手でパッソに通い始めた頃は、時間通りに通所出来ないことが多かったのですが、毎日通う事で生活リズムが整い時間通りに通うことができるようになりました。働いている今では無遅刻無欠勤です。業務上Excelをメインで使うのですが、パッソに通うまではパソコンを仕事の道具として使ったことが無かったので、タイピングや基本的な操作を学べたことが、今とても役立っています。

東岐運輸株式会社 管理本部管理部 部長 福井 正樹さん

Q:障害者雇用への取り組みを教えて下さい。

法定雇用率が上がっている中、当社としても雇用率を上げていかなければいけないという考えはあったのですが、運送会社という事もあり、なかなか業務の切り出しが上手くいっていない状況でした。そんな中、植田さんが所属している管理課という部署は、総務、経理、人事、購買や安全、クレーム対応も含めて輸送以外すべての仕事を担う部署ですので、パソコン入力や伝票整理などの事務的な仕事だったら、障害のある方でも活躍して頂けるのではと考え、植田さんを採用させて頂きました。会社としても引き続き障害者雇用に取り組んでいく予定になっています。岐阜の本社はドライバーやリフトマンによる配送業務がメインですが、神奈川の拠点は倉庫業務がメインのため、来年4月採用に向けて神奈川県支援学校の生徒を受入れ採用実習を行う予定になっています。

Q:今後の目標はありますか?

今自分がやっている仕事のほとんどを一人の先輩から教わっているのですが、その先輩は本当に色々な仕事を手際よくこなしていて、何か分らないことがあっても聞けばすぐに答えてくれる。とても頼りになる先輩です。これからも色々な事を教わって、自分に出来る仕事をもっと増やしていき、先輩の様に会社で重要な役割を果たせるようになっていきたいと思っています。

 

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