卒業生・企業担当者様の声｜後藤未来さん | 就労移行支援事業所パッソ

パッソから就職し、お仕事を頑張っている卒業生の皆さんに、訓練中のエピソードや働く楽しさをインタビューしました。

良い会社との良い出合い。

後藤　未来さん
年齢：28歳（取材時）	就職先：株式会社　ジーケーエス
障がい名：強迫性障害	職種：配送
Passo在籍期間：3年	勤務期間：2年（取材時）

目標は正社員になる事。

Q:なぜこの会社で働こうと思ったの？

車が無いと不便な場所に住んでいるので毎日車を運転することが多く、車の運転自体は好きでした。また、身体を動かせる仕事の方が自分には合っていると思っていたので、配送の仕事を探していました。しかし障害者雇用で配送の求人を出している会社を見ることがほとんど無く困っていたところ、唯一求人を出していたのがジーケーエスさんだったので、ココだっ！て思い、応募しました。

Q:パッソに通おうと思ったきっかけと利用した感想を教えて下さい。

私は高校卒業後、一般就労で働いていたのですが、体調不良が原因で長く続かず転職を繰り返していました。そんな中、仕事が続かないことをハローワークに相談したところ、障害者手帳を取得すると障害者雇用という働き方が出来ることを知りました。私自身その方が働き易いと感じたため、手帳を取得し障害をオープンにして就職活動をすることに。しかし当時の私は体調を崩しがちだったため、相談員の方から就労移行支援事業所に通い、生活リズムを整えて体力をつけてから就職を目指してみてはどうか？とアドバイスをもらい、パッソを紹介してもらいました。面接の練習や履歴書の書き方など高校で習ったのですが、ほとんど忘れていたので改めて復習することが出来て良かったと思いますし、就職活動中の不安や就職してからの困りごとも、パッソのスタッフの方に相談できるので助かりました。また職場見学や職場体験ができ、職場の雰囲気を知ったことで安心して働くことが出来たので良かったと思います。

株式会社ジーケーエス営業部（西濃グループ長）　課長代理　小園浩志さん

Q:社内での後藤さんの様子を教えて下さい。

社で6名の障害者雇用に向けて採用活動を行なっていた中で、面接担当の者が後藤さんを面接をさせてもらって、後藤さんだったら採用したい、ということでトライアル雇用の期間を経て採用させて頂きました。正直一番最初に挨拶させてもらった時は、本当におとなしい方だなという印象でした。本人の希望が配送の仕事だったこともあり、お客様担当の窓口として挨拶を交わしたり、検品等の作業もありますので、お客様とのコミュニケーションの部分で少し不安は感じていましたが、今となっては問題なく配送としての作業をしてくれますので、その点はほっとしています。真面目で黙々とやってもらえますし、他のグループのメンバーからも後藤さんがいないと本当に困るというように言ってくれています。後藤さんの場合は自分からトラックの免許（中免）を取ってきてくれたので、その時点でやる気が違うなと感じました。

Q:あなたの目標は何ですか？

私はいきなりフルタイムで働くことに不安を感じていたので、パートとして入社してしばらくは午前中だけの短時間勤務にして頂いていました。その後も会社と相談しながら徐々に時間を延ばして勤務させて頂けたおかげで、仕事にも慣れ今では８時間勤務が出来ています。いずれは荷物の積み込みも一人で行ない、正社員として働くことが私の目標です。