パッソから就職し、お仕事を頑張っている卒業生の皆さんに、訓練中のエピソードや働く楽しさをインタビューしました。

資格が取れた。

林 奏太朗さん

年齢:26歳(取材時)

就職先:名古屋ヤクルト販売株式会社

障がい名:脳室周囲白質軟化症

職種:事務

Passo在籍期間:2年11ヵ月

勤務期間:1年8ヵ月(取材時)

国立故宮博物院に行ってみたい!

Q:なぜこの会社で働こうと思ったの?

私は事務職を希望していたのですが、就活当時はコロナ禍という事もあり事務職の求人が殆どなく、諦めかけていたところ、ハローワーク主催の合同面接会に名古屋ヤクルト販売株式会社が事務の実習募集ブースを出していることを知り、参加し応募しました。面接後Excelを使ったデータ入力の実習を半日させて頂き、この仕事なら自分に向いていると思い、最終面接を受けることにしました。

Q:パッソに通おうと思ったきっかけと利用した感想を教えて下さい。

当時私は大学に通っており、4年生になったタイミングで就職活動を初めたのですが、なかなかうまく行かず、もう少し就職に活かせるスキルを身に付けてから就職をしたいと思うようになりました。そんな中、両親から就労移行支援事業所という就職をサポートしてくれる場所があるという事を聞き、興味を持ちました。 しかし私は大学に通っていたので、就労移行支援の様なサービスは利用できないと思っていたのですが、在学中でも就労移行支援事業所を利用することが出来るということを知り、幾つか就労移行支援事業所の見学に行くことにしました。幾つか見学に行った中でパッソが1番雰囲気が良かったのでパッソに決めました。カリキュラムの内容もビジネスマナーやパソコンといった実用的な内容のカリキュラムが多く、MOSの資格も取れましたし、職場で上司に話しかける時に、「お仕事中すいません」と声をかけてから話すことが出来るようになりました。厳しくも温かいご指導をして頂け、感謝しています。

名古屋ヤクルト販売株式会社 業務管理部 主任 吉田 圭吾さん

Q:社内での林さんの様子を教えて下さい。

真面目の一言につきます。人に気遣いが出来る方で、外掃除の時に塵取りをそばに置いてくれたりと、優しく思いやりがあります。 周りのスタッフからも”真面目に仕事に取り組んでいる”と評判です。 瑞浪営業所の方では障がい者の雇い入れは有りましたが、名古屋本社での雇い入れは初めてでしたので、周りの環境や他の社員からの見え方など、気掛かりな所はありましたが、普段の仕事へ取り組む態度などを評価していただいており、他部署の方から林さんへの仕事の依頼も徐々に増えてきてます。林さんと同時期にもう1名入社されたのですが、林さんの方が年上という事もあり、リーダーシップを取って仕事をして頂いています。林さんには長期的に勤務して頂きたいと考えています。その為には仕事に責任を持ち新しいことに取り組む向上心を持って頂きたいです。

Q:仕事をするうえで気を付けていることは?

パッソで書いていた日報がきっかけで、プライベートでも毎日日記を書くようになりました。日記を書くことで1日を振り返り、反省をしたり目標を立てたり出来るので前向きになれます。 また、体調を管理するために土日が休みの時は土曜日は遊びに充てて、日曜日は家でしっかり休み仕事に備えるようにしています。

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