パッソから就職し、お仕事を頑張っている卒業生の皆さんに、訓練中のエピソードや働く楽しさをインタビューしました。

当たり前を学べた。

中 洸人さん

年齢:23代(取材時)

就職先:アラコ株式会社

障がい名:ADHD

職種:製造

Passo在籍期間:1年6ヵ月

勤務期間:2年6ヵ月(取材時)

念願の正社員になれました。

Q:なぜこの会社で働こうと思ったの?

父親の影響で車が好きになり、休日も1人で車のレース観戦に行く位、車が好きなので、車に関わる仕事に就きたいと思っていました。パッソのスタッフから、ハローワークが主催する合同面接会に、自動車のシートを製造する仕事内容の求人が出ているよ、と株式会社アラコの求人が出ていることを教えてもらい、この仕事ならやってみたいと思い、面接会に応募することにしました。

Q:パッソに通おうと思ったきっかけと利用した感想を教えて下さい。

私は高校3年生の時にADHDと診断されました。ちょうど進路を決めるタイミングだったこともあり、就職とか将来のことについて真剣に考えていく中で、今の状態のまま一般で就職するよりも、障害があるのであればそれを世間や会社に知ってもらった方が、少しでも自分が楽になれるんじゃないか、と思うようになりました。 その後一旦は専門学校に行き一般で就職しようとしたのですが、周りとのコミュニケーション面でずれを感じるようになり中退することにしました。 今後どのような道を進んでいくか悩んでいたところ、母からパッソの存在を教えてもらい見学に行ったのがきっかけです。 パッソでは、社会に出る為に当たり前に出来なければいけない事を学べましたし、履歴書作成や面接練習など実践的な訓練も出来たので良かったと思っています。

アラコ株式会社 職長 中尾さん

Q:社内での中さんの様子を教えて下さい。

小柄な方なので入社当初の私共製造の印象としては、作業による体への影響で欠勤がちになってしまわないか不安視しておりましたが、遅刻も欠勤もなく非常に一生懸命頑張ってくれているので今となっては安心しています。コミュニケーション面で不器用な所が有り、長い説明などは内容を覚えきれなくて返事が出来なくなってしまうことが有るので、なるべく簡潔に短く伝えるようにしたりですとか、中さんはゲームが好きなのでゲームの話題でコミュニケーションを取るようにしていました。これまでの出勤率が100%という所が評価され、10月1日より正社員登用されました。これからも安定した勤怠をして頂きたいですし、今やっている仕事だけではなく、他の作業にもチャレンジして頂ければと思っております。また今後は「責任感を自覚し、自主的に考え、上司やスタッフと関わりを通じコミュニケーション力の向上」をお願いしたいと思います。

Q:訓練生にメッセージをお願いします。

自分自身パッソの訓練時間と実際の就労時間のギャップに苦労しました。パッソの訓練時間は5時間ですが、働くとなると8時間、場合によってはそれ以上の時間と、訓練時間に比べて圧倒的に長いので、働き出した時に集中力が切れない様にパッソで訓練を受けている5時間はきちんと訓練に集中して、働いたときに集中力が切れないようにしてもらえればと思います。

0120-930-652

mail_outlineメールでのお問い合わせはこちら

※随時見学を受け付けておりますので事前にご連絡ください。

※資料請求などお気軽にお問い合わせください。