パッソから就職し、お仕事を頑張っている卒業生の皆さんに、訓練中のエピソードや働く楽しさをインタビューしました。
北川 拓実さん |
|
年齢:29代(取材時) |
就職先:株式会社 大垣ケーブルテレビ |
障がい名:躁鬱 |
職種:事務 |
Passo在籍期間:1年 |
勤務期間:3年(取材時) |
Q:なぜこの会社で働こうと思ったの?
パッソを卒業した先輩が大垣ケーブルテレビで働いていたという事と、実際に会社を見学させて頂いてお話を聞いた事で、とても障がいに理解のある会社だという事が分かったので、この会社なら安心して働けると思い、面接を受けました。フルで働くのは不安だったので、勤務体系や勤務時間などを相談させて頂きながら、安心して働くことが出来ています。
Q:パッソに通おうと思ったきっかけと利用した感想を教えて下さい。
通院していた病院の先生から岐阜障害者職業センターで、職業能力評価を受けてみてはどうか?というアドバイスをもらい、職業能力評価を受けました。評価の結果を基に父親と相談して、就労移行支援事業所で体調管理と働くスキルを身に付けてから就職した方が良いという結果になり、就労移行支援事業所探しを始めました。幾つか見学した就労移行支援事業所の中にパッソがあったのがパッソを知ったキッカケです。思っていたよりもラフで気軽に通えそうな所だなと思い、通う事に決めました。人とのコミュニケーションの取り方だったり、ストレスとの向き合い方は普段勉強できない事なので、パッソで学んでおいて良かったと思います。以前に比べて人とコミュニケーションを取る事が上手くなれた気がしますし、私は働くことに対してのモチベーションが見つからず、働くことに抵抗感があったのですが、パッソに通うことで働く必要性を学び、今ではいつか正社員になり独り立ち出来るようになりたい、と思うようになりました。
大垣ケーブルテレビ システム部 技術サービス課
課長 野原 崇史さん
Q:社内での北川さんの様子を教えて下さい。
マイペースですが、ミスなく業務をこなしてくれています。私が北川さんを担当した頃は体調を崩しがちでお休みする事もありましたが、今ではお休みする事もなく、当時と比べても体調の管理はかなり改善してきています。会社として彼には色々な仕事に挑戦してもらっていますので、仕事の幅が広がったことで責任感を持てるようになったのだと思います。 業務でフォークリフトを扱うのですが、課内でフォークリフトの資格を持っているのが私だけだったので、北川さんに免許を取ってみないか?と声をかけたところ、ぜひ取りたいと言ってくれ、4日間の講習を経て、無事に免許を取得することが出来ました。今では北川さんが居ないと仕事が回っていきません。今は機械の設定をする作業が中心ですが、今後は工事の発注などにも取り組んでいってもらいたいと思っております。
Q:パッソに通って変わった事は有りますか?
以前に比べて落ち込むことが少なくなったと思います。障がいの特性上、どうしても落ち込みそうになる時が有るのですが、落ち込みそうになった時には美味しいものを食べたり、お風呂にゆっくり入るなどをして、自分自身でケアが出来るようになりました。パッソに通う前とは働くことに対する考え方も変わり、精神面でだいぶ強くなった気がします。
卒業生・企業担当者様
北川拓実 さん
卒業生
森 宥磨 さん
卒業生・企業担当者様
鈴木 康弘 さん
卒業生
大垣 優佳 さん
卒業生・企業担当者様
蔭島 理帆 さん
卒業生
国本 丙賢 さん
卒業生
西田 尚矢 さん
卒業生
鈴木 颯 さん